江戸川ふれあいネット5周年記念総合作品展に寄せて 私達「江戸川ふれあいネット」は60歳以上の熟年者を対象に江戸川郵便局で開催された「シニアパソコン教室」から誕生しました。その後郵便局とくすのきカルチャーの「シニアパソコン教室」を終了した人達が加わり640名になりました。 年15回程度の講習会を開催しながら少しづつではありますが、会の目的でもありますボランティア活動を続けて参りました。このたび記念すべき創立5周年を迎える事が出来ましたが、このことは江戸川区並びに江戸川郵便局、区内特定郵便局の深いご理解とご支援によるものとここに改めて深く感謝申し上げます。 今回5周年を記念して会員136名が参加して489点の作品を一同に集め「総合作品展」としてここに開催いたしました。 パソコンでの作品、会員が日頃それぞれ趣味で書かれたものや作られたものを展示いたしました。これを機にパソコンや趣味を通して「ふれあいの輪」がおおきく広がる事を願っています。 関係各位の一層のご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします。 江戸川シニアパソコン・ネットワーククラブ 会長 深見 祐弘 展示には「デジカメ写真」や「カレンダー」、「俳句・短歌・川柳」などパソコンを使いながら工夫を凝らし、デジカメ写真と俳句を組合わせた作品など、パソコンクラブらしいユニークな作品が出品されまた、日頃の成果をもとに作られた「絵画、水墨」、「陶芸」、「書」そして、「手芸・工作」等沢山の応募がありました。13日には読売新聞や東京新聞に掲載され「新聞を見て・・」という方も訪れ400人以上の方が来場され、多田区長さんもご観覧下さいました。手探りで開いた初めての総合作品展も皆様のご協力により盛会のうちに終了しました。 報告を兼ね部門ごとの風景と内容を紹介します。 写真は来場された多田区長さんを囲み、深見会長さんと女性スタッフの皆さん |
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「俳句・短歌・川柳・都々逸」 | 「写真・カレンダー」 |
俳句を作るのは、まったく初めてという人も含めて展覧会には、35 名、135点の作品が揃いました。今年の初めに、この企画が発表に なったとき、シニアのパソコンクラブにふさわしい形で参加したいと 思い、俳句会をやろうと呼びかけました。2月、3月、4月と3回句 会を開いて、俳句の楽しさを知ってもらうと同時に、同好の仲間が一 緒に集まってがやがやとお互いの作品を批評する「句会」の面白さも 体験してもらいました。 展示作品は、色紙、短冊に墨書するという伝統的やり方と同時に、色 紙のフォームをB5サイズに作成して、それをメンバーにメールで転送し、各自がそのフォームにデジカメの写真やパソコンのさまざまな 書体を使って作品作りをして、自宅のプリンターで印刷するというパ ソコンを活用した方法も採用しました。中には、得意な絵と俳句を自作する人もいて楽しく又ユニークな詩歌作品になったと思います。 今後も、ふれあいネット俳句会として句会を継続していきます。 写真1 詩歌部門の展示風景。じっくり読むと面白い。 写真2 短冊に筆で書くとみんな名句に見えてくる。 写真3 写真や絵と組み合わせたパソコンクラブらしい色紙。 |
デジカメの普及が著しい世の中で会員の方もデジカメをお持ちです。 日ごろ写した「風景」、「草花」、「家族」、「ペット」、「スナップ」等の作品を総合作品展に展示しようと呼びかけたところ沢山の応募があり嬉しい悲鳴をあげました。 額の数量と会場のスペースの都合で心ならずもお断りした作品もありました。 展示された作品は、デジカメで撮影しパソコンで画像処理をしてA4サイズに印刷されたものです。このプロセス(過程)もまたパソコンの楽しいところと思われます。 カレンダー部門では、お手伝いしている「くすのきパソコン教室」に取り入れている内容を基に、自分で写した写真を挿入して作られたオリジナルな作品です。 工夫しながら作るのもの楽しみです。 写真部門45点、カレンダー部門50点のを展示しました。 次回は展示されたすばらしい写真を公開します。 |
「水墨画・絵画・絵手紙」 | 「手芸・工作・パソコン作品」 |
みんなで作って「総合作品展」に出品しよう!を合言葉に絵画・水墨・手芸・工作に126点が集まりました。 掛軸に水墨、植物画(ボタニカルアート)、ちぎり絵から押し花にスケッチ等、力作が飾られました。 「水墨・絵画」、「手芸・工作」両部門で40名、126点の作品は多芸、多趣味の方が多くいることを伺えます。 ここでは1点1点お見せできないことが残念です。 「ちぎり絵」や「ボタニカルアート」、「スケッチ」と「木目込み人形」や「レースの帽子」を並べました。 水墨と掛軸(上) 写真左 水墨画と陶芸 |
会場中央はデジカメ写真をCDラベルに貼り付けた手作りくり時計から、生け花にかわいい木目込み人形と、軍足人形、パッチワーク、セーター、刺繍に、昔ながらの「江戸角凧」や紙紐で作られた帆船などの「手芸・工作」の作品を飾りました。 写真上 軍足人形とパッチワーク 写真左 水墨と絵画などとパソコンで作る時計」の数々。 時計の作り方は自分で写した写真をプリンタで印刷して、不要になったCDに貼り付けて、贈答品の空き箱やCDのケース、パッチワークを組み合わせました。 |
「書」 | 「陶芸・盆栽」 |
深見会長さんの掛軸の大作からかなや漢字を楷書・行書・草書・篆書に書かれた作品と絵と書を組合わせた「十二単」、などなど6名20点のすばらしい作品が揃いました。 自作の作品を前に深見会長さん |
陶器で作られた大きなスタンドに明かりがともった洒落た作品や、小鉢に花器にソバチョコ、水差しなどさまざまな陶芸と、「松」や「胡蝶蘭」、「竹」に季節の「藤の花」などアート盆栽は明るい窓辺に飾られて本物とまちがわれるほどの作品の数々でした。 会場を入り向かいの正面の壁には「江戸凧」と水墨画を飾りそして、テーブルに活け花と陶器やアート盆栽を並べました。 |
「はがき作品」 | 「ふれあいネットの歩み」 |
いろいろな「はがき」 私たちの日常生活にとって、「はがき」は大きな役目を担っています。うれしいこと、悲しいこと、励ましの言葉、慰めの言葉などを載せた「はがき」は人々の間を駆け回っています。 「ふれあいネット」は、パソコン操作の大切な基礎訓練の一つとして、各講習会を通じて「はがきの作り方」に重点をおいてきました。 次の三つの面から「はがき」の展示をしました。 (1)はがき講習会5年のあゆみ。 (2)はがきカレンダー12ヶ月 (3)「はがき」のあれこれ |
5周年記念展示会に添える展示物として5年の歩みを作成しようと、伊嶋幹事を中心に6名で準備にかかり資料の選択で時間を要しました。 ふれあいネットの前身である江戸川郵便局シニアパソコン教室の風景と現在までを振り返りながらまとめてみました。5年間とは言え貴重な体験と経験でシニアパソコン・ネットワーククラブの現在が有る事を実感しました。 ふれあいネットの誕生から現在までの活動を年表にして紹介しました。 総合作品展に寄せる会長さんのご挨拶 |
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